【コラム21】カードローンの勧誘・詐欺広告に注意!安全な申し込み先を見分ける方法
「誰でも審査OK!」「即日10万円融資!」
そんな広告を見かけたことはありませんか?
実はその中には、
正規の金融機関を装った詐欺業者が紛れ込んでいるケースがあります。
カードローンは安心・安全に利用できる便利なサービスですが、申し込み先を誤るとトラブルの原因になることも。
この記事では、悪質業者を見分ける方法と、安全なカードローンを選ぶためのポイントを解説します。
なぜ詐欺広告が多いのか?
インターネットの普及により、カードローンの申し込みはとても手軽になりました。
しかしその一方で、
個人情報を狙った悪質な業者も増えています。
こうした詐欺広告は、利用者の「すぐ借りたい」「審査に落ちたくない」という心理につけ込んでおり、
特に「審査なし」「ブラックでもOK」といった言葉を多用します。
金融機関が“審査なし”でお金を貸すことは絶対にありません。
このような表現がある広告は、詐欺や闇金の可能性が高いと考えてください。
危険なカードローン広告の特徴
安全なサービスと偽装している詐欺広告には、いくつかの共通点があります。
| 注意すべき表現 |
危険の理由 |
| 「誰でも借りられる」 |
審査なし=違法貸付の可能性。正規業者は必ず審査を行う。 |
| 「ブラックでもOK」 |
信用情報を無視して貸す業者は闇金の可能性大。 |
| 「即日現金・審査不要」 |
個人情報をだまし取る手口の可能性がある。 |
| 連絡先が携帯番号のみ |
固定電話や住所が記載されていない業者は信用できない。 |
※怪しい広告を見たら、申し込み前に必ず業者名を検索・確認しましょう。
上記に当てはまる業者は、
「貸金業登録」をしていない違法業者である可能性が高いです。
安全なカードローンを見分ける3つのチェックポイント
貸金業登録番号を確認する
正規の業者には、金融庁または都道府県が発行した登録番号があります。
公式サイトの下部に「登録番号」や「日本貸金業協会会員番号」が明記されているか確認しましょう。
公式サイトのURL・ドメインを確認する
正規サイトは「https://」で始まり、ドメインに不審な英数字が並んでいません。
メールやSNSのリンクから直接申し込むのは避けましょう。
口コミ・評判を調べる
実際に利用した人のレビューや、金融庁・協会のサイトで業者名を検索するのも有効です。
「金融庁登録済み」などの表記を自称している業者にも注意が必要です。
悪質業者に申し込んでしまった場合の対処法
万が一、詐欺や闇金に個人情報を渡してしまった場合は、すぐに行動しましょう。
すぐに連絡を絶つ
電話やメールには一切応答せず、ブロック・着信拒否を行います。
警察・消費生活センターへ相談する
「個人情報を渡してしまった」「脅されている」などの場合はすぐに相談を。
金融庁・日本貸金業協会に通報する
闇金や不正業者は、行政の公式サイトで報告することができます。
被害を最小限に抑えるには、早期の対応が何より重要です。
安心して申し込むための心構え
カードローンは、正しく選べば安全で便利なサービスです。
しかし、焦って申し込むと危険な業者に引っかかるリスクが高まります。
「即日」「誰でも」の言葉に惑わされない
必ず公式サイトから申し込む
不安があるときは金融庁の登録データベースで確認する
この3点を守ることで、詐欺被害のリスクは大幅に減らせます。
まとめ|安全な申し込み先を選ぶことが最も大切
カードローンを安心して利用するためには、
信頼できる金融機関を選ぶことが何よりも重要です。
「審査なし」「誰でもOK」という甘い言葉には裏があると心得ましょう。
焦らず冷静に情報を確認すれば、カードローンはあなたの生活を支える強力な味方になります。
次の【コラム22】では、「返済が厳しいときの対処法と相談先」をテーマに、
返済が難しくなったときに取るべき具体的なステップを紹介します。