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【コラム19】専業主婦でも利用できるカードローンとは?

「収入がない専業主婦でもカードローンを利用できるの?」 そう感じている方は多いのではないでしょうか。 実は、専業主婦でも条件を満たせばカードローンを利用できるケースがあります。 家庭の急な出費や生活費の不足を補うために、カードローンは頼れる選択肢のひとつです。 この記事では、専業主婦がカードローンを利用できる仕組みや、審査・申し込みの注意点をわかりやすく解説します。

専業主婦がカードローンを利用できる仕組み

専業主婦は自分に収入がなくても、配偶者(夫)の収入をもとに審査を受けられるケースがあります。 これは「配偶者貸付制度」と呼ばれ、配偶者に安定した収入があれば、専業主婦でも借入可能となる仕組みです。 ただし、銀行系カードローンと消費者金融系カードローンでは扱いが異なります。 銀行カードローン:配偶者の収入をもとに、専業主婦でも申込できるケースがある。 消費者金融系カードローン:原則として本人に収入が必要なため、専業主婦のみでは利用不可の場合が多い。 この違いを理解しておくことで、自分に合った選択ができるようになります。

配偶者貸付制度とは?

配偶者貸付制度は、配偶者の同意を得ることで、専業主婦(夫)が融資を受けられる仕組みです。
項目 内容
対象者 本人に収入がなく、配偶者に安定した収入がある方。
必要書類 配偶者の同意書・収入証明書・婚姻関係証明書など。
限度額 夫婦合計で年収の3分の1まで。

※消費者金融業者での利用が中心です。銀行では別の審査基準を用いる場合があります。

つまり、配偶者の収入をもとに「家庭全体の返済能力」を判断する制度ということです。

専業主婦が利用できるカードローンの特徴

専業主婦でも申込できるカードローンには、次のような特徴があります。 少額からの利用が可能  初回限度額は10万〜50万円程度。家計のサポートにちょうど良い金額設定です。 配偶者の収入確認が必要  配偶者貸付を利用する場合、配偶者の源泉徴収票や給与明細の提出が必要です。 用途自由で使いやすい  生活費・教育費・医療費など、目的を問わず利用できるため柔軟性があります。 返済額を小さく設定できる  毎月数千円から返済できるプランもあり、家計への負担を抑えて返済できるのが魅力です。

利用前に確認すべき注意点

専業主婦がカードローンを利用する際は、次のポイントを事前に確認しましょう。 配偶者に知らせずに借りられるケースは少ない  配偶者貸付制度を利用する場合、配偶者の同意が必須です。 返済計画を立ててから申し込む  家計に無理をさせないためにも、返済額を毎月の余剰資金内に収めましょう。 借入額を最小限に抑える  「とりあえず多めに借りる」は危険です。必要な金額だけ借りることを意識しましょう。

専業主婦が上手にカードローンを活用するコツ

短期間で完済を目指す  短期で返済することで、利息負担を最小限にできます。 繰り上げ返済を活用する  余裕がある月に追加返済すれば、完済までの期間を短縮できます。 家計簿アプリで管理する  借入・返済を可視化し、無理のないペースを維持しましょう。 配偶者と相談してから利用する  夫婦間で共有し、家計全体を見据えた利用を心がけることが安心につながります。

まとめ|収入がなくても利用できる道はある

専業主婦でも、配偶者の収入をもとにカードローンを利用できるケースはあります。 家計を支える一時的な資金として、正しく使えばとても便利なサービスです。 ただし、借入は「返済できる範囲内」で行うことが大前提です。 計画的に利用し、家庭に無理のない範囲で上手に活用しましょう。 次の【コラム20】では、「審査に通りやすい人・落ちやすい人の違いを分析」と題して、 カードローン審査に影響するポイントと改善方法をわかりやすく解説します。